今年最初のお題は立方体。高さ幅、奥行き、全て直線で構成されているので相対的な比率を測るのが比較的楽な物体をしっかり測量して出来る限り正確にフォルムを書き出す。かつ色鉛筆の2色を使って濃淡を表現する、という課題も設けたのは、モチーフそのものの色を再現するのではなく、暗み、明るみ、暖色系か、寒色系かを使い分けながら、単なる鉛筆のモノクロの濃淡に止まらない、色を使いながら陰影、素材の硬さ、ソフトさなどを描き分けるというスキルが身につくと、あらゆるものに応用が効くので、これはバッチリ身につけて欲しくて、額に入れて飾るような絵ではないけれど今年一番のクラスのテーマにしました。
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