水彩の直描き

正月早々の水彩画のクラスの課題は、鉛筆デッサン不可にして、直接水彩で描き水彩仕上げ、(部分的にペンなどの使用はOK)というものにしました。いつも鉛筆での下描きに時間を取られていた人たちも、すでにデッサン力があるのはわかっていたので、やればできるから、と励ましながらやっていただくと、いつもなら鉛筆描きだけで1時間かかっていたところ、30分後にはすでに着彩に取り掛かっているじゃありませんか!

それぞれが描ける(と思って用意した)品を持ってきてもらいましたが、自分は台所用品を取り揃えて描いてみました。

手順:1、まず計りの縦横の比率を1:1の箱に入れるかの如くに薄い色でラフに形取った後、手前の蓋の開いたタッパの(蓋ごとの)幅もほぼ計りの幅と同じくらいと見定め、形を取り、ザルの長い方の直径も計りの高さと同じくらいだと見定めて、形を取りました。

2、蓋や計り、おろし器の色を先に塗り、敷物とテーブルの接するところ、敷物自体の影を先に描き込んでから敷物の模様を描き入れました。

3、背景とテーブルを着彩。

4、タッパの下の器にエッジや表面の透けてはいても透明じゃないかすかなプラスチック色を足し、ザルと泡立て器を慎重に細筆で色々な色を使いながら描き込みました。

5、最後に計りのメモリや反射する白っぽく見える部分はジェルペンの白を使って描き加えました。

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