野菜とフルーツ

背後の窓から差し込む光と強い影に手前の陰影が負けてしまうほどコントラストが実際にはあり、最初そのように描いてみたものの、やはり空気遠近の技法も使わないと奥行き感が出てこないことを実感したので、奥側の描写をマイルドめに修正しました。目は手前にも奥にも毎度焦点を当てて行ったり来たりしながら見るわけで、その都度目が見えた先の露出を調整しながら認知するので、全体のバランスを見て眺め、どこかに焦点を当てないととっ散らかってしまうため(当たり前ですが)絵の主題(パプリカ)に目が行くように仕掛けをしています。

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