江ノ島を見晴らす対岸でスケッチ

ひまわり会で久しぶりに足を伸ばし海辺と江ノ島に行ってきました。逆光気味の江ノ島のシルエットは本来はもう少し暗かったのですが、遠方にあることを表現するためにやや空気遠近の意識を強めています。水面も実際はキラキラと太陽光が反射して青い水面に白いスパンコールのような光を入れてみたいところでしたが、島の明度を高くしたため水面は島よりもずっと光を受けて明るかったので、より明度をあげることの方を選びました。奥に見えているのは一緒に行ったクラスの生徒さん。腰掛けて江ノ島を見つめる帽子を被った人に、腰をかがめながら話しかけているもう一人の生徒さんの様子と入江に入ってきた小舟を瞬間的に描き入れ、左端の遠景の建物は右端の駐車してる車より奥にあるので描写は控えめにしました。

その後江ノ島に渡り、散策した後で暑くなったのでカフェに入り、アイスクリームとアイスコーヒーをいただきながら眺めのいいテラスから見える景色を、使用済み水彩紙で作ったスケッチブックにペンとジェルペン、水彩を使ってスケッチ。構図的に絵にするには面白い風景ではなかったけれど、でたらめに入った下絵の上にとにかく描写するゲームするように描いてみたら、出来上がってみたら意外と面白くなったと思います。

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