5月のWink & Squintのワークショップに先駆け、色鉛筆での下描きデッサンと三原色のみ使った水彩描きをクラスで行いました。
Wink:片目を閉じて対象物の相対的比率をしっかり測り、正しいプロポーションを理解し、描くということを主眼としています。
Squint : 目を細め、明暗に意識して明るさ暗さの強弱に意識しながら、しかし三原色の混ぜ具合で、必要な(相対的)色味を表現します。
目を細め、明暗に意識して、薄く溶いた色味を乗せます。(一回目塗り) だんだんと絵の具の混色に変化をつけ、必要な暗さを表現するときはしっかりと絵の具量の割合を溶く水の量に対して多くして、薄塗りのパートに対してインパクトを入れます。その対比で明暗表現および(空気の)遠近感も出せます。 完成 空や地面の光が当たっている面に対して、日陰のスペースをがっつりと色面で明暗のコントラストをつけます。奥に向かう建物は光の当たっている面と、日陰の面に変化をつけますが、左の壁面ほど暗くしないのは、より遠景なため、明暗のコントラストはややマイルドに抑えます。 徐々にディテールを描き込みますが、同じ混色のダークな色ばかり使うと変化に乏しくなってしまうので、逐一、違う調合の色味を作って描くことが、キーポイントです。 完成
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